

こちらの案件は、内装デザインに別のデザイナーさんが入られていました。そのため、いかにデザイナーの意向に忠実に施工するかに気を配りました。そのため、材質に関しての細かな打ち合わせを行ったことが一番のポイントでしたね。たとえば木製ドアの枠の寸法、死海の海水の高い塩分を克服するための素材選びなどです。


そう、こちらのお店では死海の水を浴槽にためて使うという特殊なサービスを提供されるため、特に以下の点には配慮しました。
・死海の水は非常に塩分濃度が高いため、ステンレススチール(鉄)の金物がまともに使えない。
・ステンレススチールを使った場合には、海水が付着しない仕様にしなければならない。
→しっかりと防水の被覆を行った。
・水の粒子が通常の水よりも細かいため、海水を循環させるパイプのジョイントの接着が通常通りだと、水が漏れてしまう可能性があった。
→NASAで開発された強力な接着剤を用いて施工した。
その他、海水以外の部分でも、細かくこだわりました。
・トイレ・手洗いカウンターの天板がモルタル仕上げだったため、そのままだと石けんの泡などでシミになる可能性があった。
→浸透性の撥水剤で仕上げることを提案。見た目はモルタル仕上げながら、撥水性能のあるオーストラリアの材料を使用(オーストラリアでは舗装道路の上に施すもの)。ちなみにシャワールームの床も同様に施工しました。


現在、デザインから手がけている物件はあまり多くありませんが、デザインを壊さず活かせるようにいつも気を配っています。特に気を配らずにいられないのは、建物を使い始めてからお客様が困ることのないようにする、という点です。
希望された仕様通りに仕上げるのはもちろんですが、見えない部分にも技術面での配慮を欠かさないようにするのがコージーホームのこだわりです。
たとえば浴室が2階にある場合。漏水が起こらないように施工するのはもちろんですが、長い間使う建物ですから、万が一漏水があった場合に1階に水が回らないよう、防水処理・排水処理を徹底しています。万が一のことを考えての保険の施工です。常に建物に暮らす方・使用される方の立場に立つよう心がけています。

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